Tuesday, April 14, 2020 10:32 AM

新型コロナ死者12万人超す 増加続き終息見通せず

 【ジュネーブ共同】ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が14日、世界全体で12万人を超えた。被害拡大が続いており、終息の見通しは立っていない。感染者は13日に190万人を超えた。

 死者は3月20日に1万人を超えて以降、増加のペースが急加速。31日に4万人を上回った後は、1〜2日で1万人以上が増える状態が続き、今月12日に11万人を上回ったばかりだった。

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は13日、具体的な根拠は示さないまま、新型コロナ感染症は2009年に流行した新型インフルエンザと比較して「致死性が10倍高い」と指摘。各国が外出制限などの措置を解除する際は慎重に判断するよう求めた。新型インフルでの死者数は世界全体で10万〜40万人だったとみられている。