Tuesday, April 14, 2020 10:32 AM
米経済再開「自分が判断」 大統領、州知事と綱引き
【ワシントン、ニューヨーク共同】トランプ大統領は13日、新型コロナウイルス感染拡大防止策で停滞する経済活動の再開について「大統領には絶対的な権限がある」と述べ、自ら主導する考えを表明した。11月の大統領選をにらみ経済回復を急ぐ方針だが、再開に慎重姿勢を崩さない各州知事らと綱引きが繰り広げられている。
トランプ氏は記者会見で「正常な生活に戻さなければならない」と強調。再開に関する指針を策定し、近く公表すると明らかにした。5月1日の再開を目指しているとみられ、感染者の少ない農村地域を先行させる考えも示唆した。
しかし東部7州、西部3州、首都圏の知事らは今月13日、それぞれ連携し、感染の終息状況を見極めた上で、経済活動再開の時期などを慎重に決める方針を表明した。
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