Wednesday, April 15, 2020 10:01 AM

球場活用でコロナ支援 マリナーズ本拠地、献血会場に

 大リーグでは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、マリナーズが13日からシアトルの本拠地Tモバイル・パークを献血会場として提供するなど、開幕延期のため使われていない球場を活用する動きが出ている。

 菊池雄星、平野佳寿両投手が所属するマリナーズの球団公式サイトによると、献血者は2メートルほどの「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」を取る。16歳以下は献血できないなど制限はあるものの、マリナーズ戦のチケット2枚が贈られ、5月下旬まで予約は着々と埋まっている。

 13日は2001年のイチローの入団時に同僚捕手だったダン・ウィルソン氏が参加した。「危機的な状況が訪れると、常に団結してきた。献血は国家的な非常事態に私たちができること」と意義を強調した。(共同)