Wednesday, April 15, 2020 10:03 AM
バイデン氏結集で調停役 オバマ氏、分断再現危ぶむ
【ワシントン共同】米メディアは14日、大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領の下に民主党が結集する調停役をオバマ前大統領が担ったと伝えた。前回大統領選ではクリントン元国務長官とサンダース上院議員の対立が尾を引き、共和党候補のトランプ氏に敗北しており、民主党分断の再現を危ぶんだという。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、オバマ氏は3月下旬以降、候補指名獲得が絶望的になりながらも選挙戦を続けていたサンダース氏と少なくとも4回、長時間対話した。「早く終結させなければ」との思いを抱きながらも聞き役に徹したため、サンダース氏は撤退後の身の振り方や指名争いへの思いなど胸の内を吐露。この後撤退した。
序盤戦で躍進したブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長が3月初めに撤退したのも、オバマ氏との対話を経た決断だったとされる。
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