Wednesday, April 22, 2020 10:14 AM

ミズーリ州が中国提訴 ウイルス感染で隠蔽非難

 【ニューヨーク共同】ミズーリ州のシュミット司法長官は21日、新型コロナウイルス感染で当初、情報を隠蔽し世界での被害を拡大させたとして中国政府と共産党、当局者などを相手取る訴訟を起こした。

 司法長官のホームページによると、感染被害への損害賠償などを求めている。米メディアによると、新型コロナを巡り州当局が中国を提訴したのはミズーリ州が初めて。

 米国内では保守派を中心に世界での感染拡大について中国当局の責任を問う声が強まっている。トランプ大統領も中国が情報公開に意図的に消極的だったとすれば「報いを受けさせるべきだ」と述べている。