Friday, April 24, 2020 10:27 AM

中部空港、3月旅客最低 7割減、運休減便響く

 中部空港(愛知県常滑市)の運営会社は24日、3月の旅客数が前年同月比71%減の34万1825人と、2005年の開港以来、単月として過去最低となったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で国際線を中心に運休や減便が相次いだことが響いた。

 同時に発表した19年度の旅客数は、感染拡大前の訪日旅客増を反映し、前年度比2%増の1259万9916人と過去最高だった。

 3月の国際線の旅客数は89%減となり、過去最低の6万4700人だった。主力だった中国便の運休が拡大し、3月上旬に政府が中国便と韓国便の到着先を成田、関西両空港に限定したことも痛手となった。(共同)