Friday, April 24, 2020 10:29 AM

香港に干渉と外国人摘発 中国広州の国家安全部門

 【香港共同】24日付の中国紙、広州日報は、海外の反中勢力と結託して香港に干渉し、国家安全に危害を与える犯罪活動を援助していたなどとして、広東省広州市の国家安全部門が23日に外国籍の容疑者を送検したと報じた。昨年からの香港での反政府抗議デモに関連している可能性もある。

 香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、容疑者は中国在住のベリーズ籍のビジネスマンで昨年11月に広州市で逮捕されていた。外国勢力との結託による香港への干渉で、外国人が初めて起訴されることになるという。

 広州日報によると、容疑者は長期間にわたって米国の「敵対分子」に大量の資金を提供していた疑いがあるという。