Thursday, April 30, 2020 10:38 AM

性的暴行疑惑に沈黙 バイデン氏、説明求める声

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)が、最近浮上した自らの性的暴行疑惑で沈黙を保っている。共和党にとって攻撃材料となる一方、直接説明しない対応には民主党内からも不満が出ており、米メディアは「最初の大きな試練になりつつある」と関心を寄せている。

 疑惑はバイデン氏が上院議員だった1993年、事務所スタッフだった女性タラ・リードさんが呼び出され、スカートの中に手を入れられ性器を触られたと今月になって刑事告発したもの。

 バイデン陣営は全面否定したが、リードさんの主張を裏付ける実名の証言が米メディアで徐々に出始めている。