Tuesday, May 05, 2020 9:43 AM

新型コロナとの戦いを支援 ウィザーズのウォール

 プロバスケットボールで八村塁が所属するウィザーズのウォールが新型コロナ禍と戦う人々を後押しした。自らの財団を通じ、4月23日に本拠地ワシントンと自身の出身地ノースカロライナ州ローリー市の二つの病院で働く人々に、医療用のマスク2300枚と、食事約600食を届けた。

 両病院では昨年12月に乳がんのために他界したウォールの母親が闘病生活を送った。ウォールは画像共有アプリのインスタグラムで「彼らが私たちに与えてくれたケアにお礼がしたかった。何より新型コロナウィルスと戦うため、身を犠牲にして働いている人たちに感謝したい」とつづった。

 ウィザーズはウォールとビール、二人の攻撃的ガードが支えるチーム。八村も入団時に「速い展開でやる人たちじゃないかな。すごく楽しみ」と語った。だが司令塔のウォールは左アキレス腱断裂のため戦線離脱中。本来の姿ではなかった。(共同)