Tuesday, May 12, 2020 10:14 AM

7月開幕、82試合案を承認 選手会との合意目指す

 【ロサンゼルス共同】大リーグ機構(MLB)と30球団のオーナーが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月26日から延期している今季について、7月4日の独立記念日前後に無観客で開幕する開催案を承認したと11日、AP通信が報じた。12日(日本時間13日)にも選手会に提案して合意を目指す。

 レギュラーシーズンは従来の162試合のほぼ半数の82試合前後を想定し、ナ・リーグもア・リーグと同様に指名打者(DH)制を採用。試合に出られるベンチ入り登録は26人から30人前後に増やす。キャンプは6月中旬までに再開し、7月14日に予定されていたオールスター戦は中止となる見通し。プレーオフは各リーグでワイルドカードの枠を二つずつ増やして計14チームで争う。

 対戦は同じリーグの同地区と他リーグの同地区に限られる。ア・リーグでは東地区のヤンキースの田中やレイズ入りした筒香が、西地区でエンゼルスの大谷とレギュラーシーズンで対戦しない。