Tuesday, May 12, 2020 10:15 AM
景気指数9年ぶり悪化幅 コロナで生産、消費低迷
内閣府が12日発表した3月の景気動向指数(2015年=100、速報値)は、景気の現状を示す「一致指数」が前月比4.9ポイント下落の90.5となり、東日本大震災が起きた2011年3月(6.3ポイント)以来、9年ぶりの悪化幅だった。数カ月先の景気を映し出す「先行指数」も8.1ポイント下落の83.8で、下げ幅は比較可能な1985年以降、最悪を記録。新型コロナウイルス感染症の影響による企業の生産や個人消費の落ち込みが主因で、日本経済の長期低迷懸念が強まっている。
一致指数の推移から機械的に決める3月の基調判断は、8カ月連続で景気後退の可能性が高いことを示す「悪化」とした。緊急事態宣言による営業自粛などによって4月の一致指数は一段の悪化が見込まれる。
一致指数は速報段階では、有効求人倍率など景気の動きに敏感に反応する七つの経済指標から算出している。3月は、全ての指標が指数を押し下げる方向に作用し、新型コロナの影響の大きさが改めて鮮明になった。(共同)
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