Monday, May 18, 2020 10:17 AM

在宅勤務、欧米で日常化 出社は打ち合わせ限定も

 【ニューヨーク共同】新型コロナウイルスをきっかけに始めた在宅勤務を日常的に取り入れ、出社しない働き方を認める企業が欧米で目立ち始めた。出勤は打ち合わせ時に限定するなどオフィスの在り方を見直す動きもある。新型コロナが収束した後を見据え、柔軟な働き方の検討が進んでいる。

 米調査会社ニールセンはニューヨークのオフィスを会議室に改修。社員約3000人は在宅勤務が基本で、出勤は週1〜2回程度になる見込みだ。広報担当者は「これまでと異なる考え方や、新しい連携方法の重要性を学んだ」と述べた。

 事務机や椅子の費用を負担するなど在宅勤務を支援した短文投稿サイトのツイッター。「どこからでも仕事ができると証明された」(人事部門幹部)とし、希望する社員は無期限で続けられる。