Thursday, May 21, 2020 10:22 AM
郵送投票拡大で対立 米大統領選の焦点に
【ワシントン共同】新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、11月の米大統領選で郵送投票の拡大を求める声が政権奪還を目指す民主党を中心に強まっている。民主党支持層の投票率アップにつながりかねないと心配する共和党のトランプ大統領は反対。両党が対立し、大統領選の焦点の一つになっている。
郵送投票の拡大は投票所での感染防止が目的。しかしトランプ氏は、投票所に足の向かない若者や非白人など民主党支持者が多いとされる層の投票率が上がり、共和党が不利になると懸念しているようだ。
20日は朝からツイッターで、接戦州のミシガン、ネバダ両州の民主党知事が郵送投票を進めているとして「違法だ」と根拠を示さずに批判を展開した。その後もホワイトハウスで記者団に「郵送投票は非常に危険だ。不正の温床となる」とまくし立てた。
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