Friday, May 22, 2020 10:27 AM

マンU、純損失30億円 「142年で最も困難」

 【ロンドン共同】サッカーのイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは21日、今年1〜3月期の決算を発表、2280万ポンド(約30億円)の純損失を計上した。新型コロナウイルスの影響で公式戦が中断したことなどが影響。ウッドワード副会長は「クラブの142年の歴史で最も困難な時期」と話した。

 放送権収入が前年同期比51.7%減の2600万ポンドに落ち込むなどし、営業損益は330万ポンドの赤字。放映権は、プレミアリーグで9試合を残して中断したことによる払い戻しが1500万ポンドに上り、全日程を消化しても2000万ポンドの損失を見込んでいる。

 ウッドワード氏は「新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の影響は、次の四半期とその先にも及ぶだろう」との見通しを語った。