Wednesday, May 27, 2020 11:31 AM

米IT、不適切投稿に苦慮 「検閲」批判、第三者参加

 【ニューヨーク共同】米IT企業各社が運営するソーシャルメディアで、不適切投稿への対策の難しさが表面化している。新型コロナウイルスなどで偽情報のまん延が問題となる一方、トランプ大統領などは運営会社による対応を「検閲」と批判する。

 トランプ氏の投稿に注意喚起のラベルを付けた短文投稿サイト、ツイッター。同社は11日、新型コロナに関して誤解を招く恐れのある投稿にラベルや警告メッセージを表示すると発表した。今回の取り組みは、その延長線との位置付けだ。

 米メディアによると、ツイッターは3月、ブラジルのボルソナロ大統領による新型コロナの感染防止策を疑問視する投稿を削除。フェイスブックもボルソナロ氏の新型コロナ関連の投稿を削除した。