Friday, May 29, 2020 10:05 AM

審査期限8月1日まで延長 車いすバスケ問題でIPC

 【ロンドン共同】国際パラリンピック委員会(IPC)は29日、障害クラス分け問題で東京パラリンピックの実施種目から除外する可能性を警告していた車いすバスケットボールについて、国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)に求めていた選手資格に関する再審査の期限を8月1日まで延長することで合意したと発表した。

 既に対象選手の約75%については審査を完了しているが、残りは新型コロナウイルス感染拡大の影響で医療情報などの入手に時間を要するため。

 車いすバスケットボールには選手の障害の程度により「持ち点」があり、今回焦点となったのは比較的軽い4.0と4.5の一部の選手。IPCが定めた「選手クラス分け基準」を満たさない選手の出場も認められているとして、今月29日を期限に国際基準に合わせたクラス分けの是正を求めていた。