Tuesday, June 02, 2020 10:33 AM

MLB、50試合案検討か 比例年俸実現へ

 【ロサンゼルス共同】大リーグ機構(MLB)は7月開幕でレギュラーシーズンを50試合ほど実施する新たな案を検討していると1日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

 選手会に求められている試合数に比例した年俸を実現するため、従来の82試合案から短縮する。一方で本来の年俸から約7割もの減額となり、当面は選手会に提示せず、最終手段としている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で開幕を延期したMLBは7月上旬スタートの82試合制と、無観客による減収を見据えた年俸削減を選手会に打診。選手会は6月30日開幕の114試合制を対案で示している。年俸は試合数に比例することで3月下旬にMLBと合意したとの立場は変えておらず、約3割の減額にとどめることを目指している。