Tuesday, June 09, 2020 10:26 AM

ホンダ障害はサイバー攻撃 海外で生産停止も

 ホンダは9日、社内ネットワークで8日に発生した障害について、サイバー攻撃を受けたことが原因と明らかにした。内部のサーバーが攻撃され、コンピューターウイルスが拡散されたという。

 国内では生産や販売に影響は出ていないが、海外では生産システムも被害を受け、米国で8日の四輪車の生産を停止、9日も一部工場が稼働を止めた。インドでは二輪車の工場が停止した。

 障害の発生は8日午前9時ごろに判明した。徐々に復旧しつつあるが、9日もメールのやりとりなどに制限をかけ、東京の本社や間接部門の社員らに有給休暇の取得を推奨していた。10日からは通常勤務に戻る予定という。(共同)