Friday, June 12, 2020 10:09 AM

「みんなでやったんだ」 コーラ氏サイン盗みで反論

 【ロサンゼルス共同】大リーグ、アストロズの電子機器による不正なサイン盗みで、当時コーチとして主導的な役割を果たしたとされたアレックス・コーラ氏が自身の非を認めた上で「納得も賛同もできないのは、まるで自分だけが首謀者であったかのようにアストロズの何人か、特にルノー(前ゼネラルマネジャー=GM)が主張していること。みんなでやったんだ」と反論した。スポーツ専門局ESPN(電子版)が11日、報じた。

 アストロズはワールドシリーズ(WS)を初制覇した2017年から18年途中までの不正行為が1月に大リーグ機構(MLB)に断定された。ルノーGMとヒンチ監督は監督責任を問われ解任。コーラ氏も18年から務めたレッドソックス監督の座を追われた。

 WS制覇した18年のレッドソックスでも同様のサイン盗みがあった。MLBの報告書で関与した証拠はないとされたコーラ氏は「書いてある通りだ」とした。