Friday, June 12, 2020 10:09 AM
異例ずくめでドラフト会議終了 指名160選手に大幅減
【ロサンゼルス共同】大リーグの新人選択会議(ドラフト会議)は11日、新型コロナウイルスの影響で異例ずくめの中で終了した。シーズン縮小に伴って各球団で減収が見込まれ、従来の最大40巡目の指名は5巡目までに削減。昨年1200人ほどだった指名選手は1965年の制度導入後最少とされる160人にとどまった。
一時は中止が取り沙汰された。例年、関係者が一堂に会する会議はニュージャージー州セコーカスのスタジオと球団幹部らをテレビ中継でつないで開催。当初3日間の日程も2日間に短縮した。
最終日は通算204本塁打のホセ・クルーズの息子で、祖父も元メジャー選手のライス大のトレイ・クルーズ内野手がタイガースから3巡目指名を受けた。一方でプロ入りは狭き門となり、テニス界のスター選手だったアンドレ・アガシさんとシュテフィ・グラフさんを両親に持ち、投打の「二刀流」をこなす18歳、ジェイデン・アガシは名前を呼ばれなかった。
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