Friday, June 12, 2020 10:10 AM
日本遺産に砂糖の長崎街道 文化庁、来週認定発表へ
地域の文化財を生かして観光振興につなげる文化庁の日本遺産に、長崎と佐賀、福岡の3県にまたがる「砂糖文化を広めた長崎街道〜シュガーロード〜」の認定が確実になったことが12日、分かった。複数の関係者が明らかにした。来週にも正式発表される。
長崎市と小倉(北九州市)を結ぶ長崎街道は、鎖国時代に出島(長崎市)から各地に砂糖が運ばれたことから「シュガーロード」と呼ばれ、佐賀県小城市の名産品のようかんといった菓子作りが沿道で盛んになった。
申請した関係8市(長崎、長崎県諫早と大村、佐賀、小城、佐賀県嬉野、北九州、福岡県飯塚)は日本遺産入りを契機に地元の銘菓の知名度を高め、地域活性化に役立てたい考えだ。3県と8市、民間団体でつくるシュガーロード連絡協議会によると、菓子や関連する寺、出島など計52の資産で構成している。(共同)
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