Monday, June 15, 2020 10:17 AM

中西部、警官7人辞職 「支持得られていない」

 【ニューヨーク共同】ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に暴行され死亡した事件に絡み、ミネアポリス市警の警官7人が、市民や市警幹部から支持を得られていないなどとして辞職したことが14日分かった。ほか7人も辞職手続きを始めた。米メディアが伝えた。

 ミネアポリスでは、デモ隊が市警の予算削減や改革を要求し、市議の過半数が市警解体に賛意を表明するなど混乱が続いている。

 5月28日夜にデモ隊が暴徒化し、警察署に放火した際、警官に撤退を命じたフレイ市長に対しても、デモ隊側に同調しているとして不満を抱いている警官がいるという。