Thursday, June 18, 2020 9:56 AM
電子化やAIで利便性向上 税関、訪日客増見据え
財務省は18日、訪日外国人客や取り扱い荷物の増加を見据えた税関の利便性向上策を発表した。旅客の通関手続きを簡単にできる「電子申告ゲート」や、荷物の種類を人工知能(AI)が識別する設備の導入拡大などが柱。税関職員が対面で実施してきた業務を減らすことで、新型コロナウイルスの感染を抑える効果も期待できるという。
電子申告ゲートは現在、新千歳、成田、羽田、中部、関西、福岡の6空港に計22台が設置されている。これまで用紙に記入していた携行品の申告作業を電子化し、検査場の混雑緩和を見込める。新型コロナ収束後の旅客回復を想定し、地方空港にも拡大する計画だ。
また、のみ込むなどして体内に隠した覚醒剤をラジオ波で探知する検査機器の開発を進める。海上の監視にはドローンの活用を検討する。財務省関税局の担当者は「20、30年先を見越して世界最先端の税関を実現したい」と話した。(共同)
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