Thursday, June 18, 2020 10:00 AM

日本人経営店に脅迫文 LA近郊、憎悪犯罪か

 【ロサンゼルス共同】ロサンゼルス近郊トーランスにある日本人が経営する店舗に脅迫文が貼られているのが見つかり、警察は17日までにヘイトクライム(憎悪犯罪)とみて捜査を始めた。地元メディアによると、貼り紙には「日本に帰れ。言うことを聞かなければ爆破する」と書かれていた。

 トーランスには日系企業関係者ら日本人約1万1000人が暮らしている。在ロサンゼルス日本総領事館は「比較的安全とされている地域でも人種差別的な事件が発生しており、十分注意する必要がある」と呼び掛けている。

 脅迫文は15日、ドアに貼られた状態で見つかった。この店は日本の調理器具の販売店で、これまで同様の差別的な文言を投げ掛けられたことはなかったという。