Wednesday, June 24, 2020 10:19 AM

コロナ禍、災害対応に難題 メキシコ地震救助活動続く

 【ロサンゼルス共同】メキシコ南部オアハカ州で起きたマグニチュード(M)7.4の地震で、地元当局は23日、被災地での救助活動を続け、崩れ落ちた建物や土砂の下敷きとなっている住民がいないか確認作業を進めた。同国では新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しており、災害対応に当たる当局は難しいかじ取りを迫られている。

 政府によると、オアハカ州では建物約500軒に被害が及び、余震も夕方までに約650回確認された。

 地元メディアなどによると、オアハカ州では新型コロナ患者を受け入れている病院が地震で損傷し、患者らが退避を迫られることになった。首都メキシコ市ではフェースシールドやマスクを着けたまま屋外に避難する人々の姿も目立った。