Tuesday, June 30, 2020 11:08 AM
新7指標、数値基準設けず 「東京アラート」改定
東京都の小池百合子知事は30日、臨時の記者会見を開き、従来の「東京アラート」を改定して新型コロナウイルスの感染状況や医療態勢を伝える新しい指標の7項目を公表した。東京アラートでも指標となった項目を多く踏襲しているが、医療が十分提供できる態勢かどうかに軸足を置く。警戒の呼び掛けや休業要請に当たって数値的な基準を設定しておらず、分かりやすく伝えられるかが課題となりそうだ。
新たな指標は①新規陽性者数②救急への発熱相談件数③感染経路不明者の数と増加比④検査人数と陽性率⑤救急による搬送先の選定が20分以上決まらないなどの事例数⑥入院患者数⑦重症患者数ーの7項目。
これらの数値に関して、都は「モニタリング会議」を原則として週1回開いて分析。感染状況によっては随時実施する。前の週や緊急事態宣言発令中の最大値と比較して総合的に評価し、状況によっては再度の休業要請をする可能性もある。(共同)
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