Tuesday, June 30, 2020 11:09 AM
ウーバーまた買収提案か コロナで「イーツ」強化
【ニューヨーク共同】ニューヨーク・タイムズ電子版は29日、ウーバー・テクノロジーズが料理宅配サービスで競合するポストメイツに買収を提案したと報じた。同業のグラブハブの買収交渉を進めたものの独占禁止法に阻まれ、新たな業界再編を模索しているとみられる。
新型コロナウイルス感染症の流行で主力の配車サービスが苦戦しており、「巣ごもり消費」で需要増が続く「ウーバーイーツ」を強化する狙いがある。買収が実現すれば、米市場でシェアを約3割に高められる見通しだ。ただ交渉は流動的だという。
グラブハブ買収を巡って、ウーバーは独禁法を巡る問題が壁となり断念。欧州の料理宅配サービス大手ジャストイート・テークアウェー・コムが10日、73億ドル(約7900億円)で買収すると発表した。
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