Thursday, July 09, 2020 10:53 AM
留学ビザ規制中止求め提訴 ハーバード大とMIT
【ニューヨーク共同】名門ハーバード大とマサチューセッツ工科大(MIT)は8日、トランプ政権が発表した外国人留学生への査証(ビザ)発給の規制強化策を巡り、中止を求めてマサチューセッツ州の連邦地裁に提訴した。
政府は6日、米国の大学や高校の外国人留学生に対し、新型コロナウイルスの影響で9月からの秋学期の授業が全てオンラインで行われる場合、ビザ発給を認めないと発表。日本人学生への影響も懸念されている。
米メディアによると、ハーバード大のバカウ総長は政府方針について「学生らの安全を考慮することなく、大学に対して対面授業を再開するよう圧力をかけるものだ」と批判。「国外追放の恐れがない形で留学生が学業を続けられるよう取り組んでいく」と主張した。
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