Friday, July 10, 2020 10:30 AM

陸上、ライルズまさかの距離不足 男子200m、DLエキシビ大会

 陸上のダイヤモンドリーグ(DL)は9日、スイスのチューリヒでエキシビション大会が行われ、欧米各地を中継で結ぶ“リモート対決”で3人が争った男子200メートルでは距離不足のハプニングがあった。

 フロリダ州から参戦した昨秋の世界選手権覇者ノア・ライルズ(米国)は3・7メートルの向かい風を受けながら、タイムは世界記録より0秒29も速い18秒90。だがレーンを間違えており、走ったのは185メートルほどだったことが判明し頭を抱えた。

 女子150メートルでは34歳のアリソン・フェリックス(米国)が16秒81で1位。カリフォルニア州での単独走に「チームメートのいない練習みたい。とても不思議」と笑顔で語った。91メートル強の男子100ヤードはアンドレ・ドグラス(カナダ)が9秒68で制した。(共同)