Tuesday, July 14, 2020 10:23 AM

台湾、米支持を表明 中国の「たくらみに反対」

 【台北共同】ポンペオ米国務長官が南シナ海での中国の主権主張を否定したことを受け、台湾外交部(外務省)の報道官は14日、中国を念頭に「脅迫や武力によって南シナ海を巡る争いを解決させようとするたくらみに反対する」と述べ、米国への支持を表明した。

 台湾の蔡英文政権は米政府と共同歩調を取って関係強化を図ることで、中国への対抗姿勢を堅持していく構えだ。

 台湾は、中国が今年に入り台湾の防空識別圏に空軍機を頻繁に侵入させるなど軍事行動を活発化していることに警戒感を強めている。中国軍上陸作戦への備えを目的に、13日から年に1度の大規模な軍事演習「漢光」を実施している。