Monday, July 20, 2020 10:34 AM

近畿の6月輸出は14%減 コロナ影響、4カ月連続

 大阪税関が20日発表した近畿2府4県の貿易概況(速報値)によると、6月の輸出は前年同月比14.1%減の1兆1595億円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で4カ月連続マイナスとなったが、減少幅は5月(17.0%減)より改善した。

 米国への輸出は24.9%減の1390億円で、建設用・鉱山用機械の輸出減が目立った。世界全体への貿易収支は1029億円の黒字だった。輸入総額は2.2%減の1兆566億円だった。

 同時に発表した2020年上半期(1〜6月)は、貿易収支が7224億円の黒字となった。台湾向けの半導体関連部品の輸出が好調だったことが寄与した。(共同)