Tuesday, July 21, 2020 10:24 AM

「人種差別に不満」 ジャイアンツ監督も膝つき抗議

 【ロサンゼルス共同】大リーグ、ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督や数人の選手らが20日、敵地オークランドでのアスレチックスとのオープン戦の国歌斉唱時に片膝をついて人種差別に抗議した。2005年にプロ野球巨人でプレーした44歳のキャプラー監督は、AP通信によると「米国での人種差別の扱いに対する不満を示したかった」と述べた。

 同日のオープン戦ではエンゼルスのケイナン・ミドルトン投手もパドレスとの対戦前、片膝をついて右拳を上げた。

 米国ではプロフットボールNFLで元フォーティナイナーズ(49ers)QBのキャパニックや、サッカー女子代表FWのラピノーらが同様に抗議している。今年5月には白人警官による黒人男性暴行死事件が起き、抗議が各地に広がった。