Tuesday, July 21, 2020 10:26 AM

半数が在宅で効率アップ 5月から上昇、慣れ背景

 日本生産性本部は21日、7月上旬に実施した新型コロナウイルスに関する会社員の意識調査の結果を公表した。在宅勤務で仕事の効率が「上がった」と「やや上がった」との回答は計50.0%になり、前回5月調査の33.8%から上昇した。在宅勤務に慣れてきたことが背景にありそうだ。

 1週間の出勤日数では、3日以上が51.4%と、前回の30.6%から増加し、オフィス回帰が進んだことがうかがえる。ただ、足元では東京都を中心に感染者が増加傾向にあり、再度、在宅勤務に戻す企業も出ている。

 コロナ収束後もテレワークを行いたいとの回答は「そう思う」と「どちらかと言えばそう思う」が合わせて75.6%を占め、前回の62.7%から増えた。また、勤め先が健康に配慮していると強く感じている会社員ほど、勤め先への信頼度が高い傾向も示された。(共同)