Thursday, July 23, 2020 10:03 AM

池江選手にエール リオ五輪4冠の米スイマー

 競泳女子で2016年リオデジャネイロ五輪4冠のケイティ・レデッキー選手(23)=米国=が23日までにオンラインで共同通信の取材に応じ、白血病と闘いながら練習を再開している池江璃花子選手(20)=ルネサンス=へ「近い将来、国際大会に復帰してほしいと強く願っている」とエールを送った。

 レデッキー選手は18年に東京で行われたパンパシフィック選手権の200メートル自由形で、日本新記録で2位に食い込んだ池江選手に次ぐ3位だった。表彰式前に池江選手の兄にも会うなど交流を深めたという。「彼女は本当に素晴らしい人物。美しいストロークを持ち、才能あふれる選手」と称賛を惜しまない。

 昨年2月に池江選手の病気が判明した後は「私たちも心配していることを知ってほしかった」とメッセージのやりとりをした。「(今年に入って)インスタグラムでプールに戻ってきた姿を見て、とてもうれしかった」と話した。3歳下のスイマーが24年パリ五輪での表彰台を目標に掲げていることについて「1年以上にわたり(病気で)学んだことが役に立つと確信している。これから競技で何を成し遂げてくれるのか、楽しみだ」と期待した。(共同)