Thursday, July 23, 2020 10:08 AM

「初の差別大統領」と批判 バイデン氏、トランプ氏を

 【ワシントン共同】11月の米大統領選に向け民主党候補指名が確定したバイデン前副大統領は22日、共和党の現職トランプ大統領を米史上初の人種差別主義者の大統領だと厳しく批判した。トランプ氏は即座に反発しており、投票日まで残り3カ月余りとなり舌戦が激化し始めた。

 米メディアによると、バイデン氏はオンライン集会で参加者からトランプ氏が新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼ぶことへの懸念を伝えられると、トランプ氏による「人種差別の拡散」と指摘した。

 さらに「彼が肌の色や出身地に基づき人と接するやり方は不快極まりない」と強調し「現職大統領がそんなことをすることはなかった。米国には人種差別主義者がいて、大統領に選ばれることを目指し、彼が最初の人物となった」と述べた。