Wednesday, July 29, 2020 10:21 AM
デジタル通貨の検討加速 日銀副総裁、民間連携も
日銀の雨宮正佳副総裁は29日、日本記者クラブで会見し、中央銀行によるデジタル通貨(CBDC)の発行について「一段ギアを上げて検討を進める必要がある」と述べた。新型コロナウイルスの影響でキャッシュレス化が進む可能性があることを踏まえ、民間企業と連携して実証実験を実施する意向を示した。
日銀は20日、決済機構局に「デジタル通貨グループ」を立ち上げた。雨宮氏はCBDCの特性や、技術面での実現可能性を研究すると説明。「日銀としてデジタル社会にふさわしい決済システムの在り方をしっかり考える」と強調した。
スマートフォンなどで決済するCBDCが普及すれば、現金を持ち歩く手間が省けて便利になると期待される半面、中銀が決済履歴などの個人情報を管理することには懸念も出ている。雨宮氏は「公的部門がどの程度、個人情報にアクセスするのが適切かという非常に難しい問題がある」と指摘した。(共同)
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