Friday, July 31, 2020 10:24 AM

中小の74%、副業認めず コロナで給与減、検討も

 日本商工会議所が31日発表した中小企業への調査では、正社員の副業・兼業を認めていないとの回答が74.2%に達した。一方、新型コロナウイルスの影響で社員の残業や給与が減っているため、副業の容認を検討する企業も出ているという。

 認めていないとの回答の内訳は、「今後も検討する予定はない」が46.9%だった。一方、認めるかどうか「検討中」が5.2%、「将来検討したい」が22.1%に上った。

 コロナ禍の業績悪化で、一部企業からは「減少した給与を補えるよう副業・兼業を容認すべきか悩んでいる」との声も聞かれるという。(共同)