Thursday, August 13, 2020 10:06 AM

福祉施設応援、16県整備 コロナ、職員不足に備え

 介護施設などの福祉施設で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、職員が不足する事態に備え、他の施設から応援職員を派遣する態勢を富山、愛媛など16県が整備したことが共同通信の調査で13日、分かった。東京、大阪など残り31都道府県も応援職員派遣の仕組みづくりを検討しており、感染拡大に備える態勢が全国に広がりつつある。

 厚生労働省によると、これまでに全国の福祉施設で100件のクラスターが発生。入所者だけでなく職員も感染、濃厚接触による自宅待機となり、職員が足りず対応が後手に回ったケースが全国であった。富山市の介護老人保健施設では4〜5月に職員不足に陥り、富山県、市が介護団体に協力を要請、別の施設から応援が入り、事態を乗り切った例がある。

 コロナ感染拡大を受け、厚労省は緊急時に備えた対応を自治体に求め、財政支援する仕組みを2020年度の補正予算で整えた。(共同)