Tuesday, August 18, 2020 10:28 AM

グーグル早期提訴に懸念も 米司法省の独禁法調査

 【ニューヨーク共同】ウォールストリート・ジャーナル電子版は17日、グーグルに対する独占禁止法(反トラスト法)の調査を巡り、米司法省内で早期の提訴に懸念を示す声が上がっていると報じた。

 バー司法長官は今夏中にもグーグルを提訴するかどうかを決める意向を示し、司法省で調査を進めている。11月の大統領選前に提訴に踏み切りたい考えだが、調査に関わる一部の弁護士は、この裁判に勝つためには、時間をかけて証拠を集めた方が良いとの考えを持っており、早期提訴できない可能性がある。

 司法省は、グーグルが検索サービスなどでの優越的な地位を使って競争を阻害したかどうかについて調べている。