Wednesday, August 19, 2020 10:13 AM

渡辺「大変で悔しい思い」 NBAで2季目終え

 【ロサンゼルス共同】プロバスケットボールNBAグリズリーズと結んでいたツーウエー契約の最終シーズンとなる2季目を終えた渡辺雄太が18日、オンラインで取材に応じ「NBAではまだまだ足りないところを痛感した。コロナもあったし、大変で悔しい思いをした」と総括した。

 傘下Gリーグのハッスルでは1試合平均17.2得点。NBAではシュート成功率が昨季の29.4%から44.1%に改善したが、平均2.0得点にとどまった。「NBAにいくと少し身構えてしまう。自分もやっていける力はある」と手応えと課題を実感した。

 NBA定着の鍵には守備や献身的なプレーを挙げ「スターが集まっているチームが強いわけじゃない。(数字で)見えない部分を極めたい」と語った。新型コロナウイルスの影響で延期された東京五輪については「参加したい。ただ健康が優先されるべきで、ないならないでそれはもう仕方ないこと」と受け止めた。