Tuesday, August 25, 2020 10:40 AM

GoTo420万人が宿泊 感染拡大防止へ全施設調査

 赤羽一嘉国土交通相は25日の記者会見で、観光支援事業「Go To トラベル」を使って7月27日〜8月20日、少なくとも延べ420万人が宿泊したとの速報値を発表した。マイカーなどによる近場への旅行が中心という。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、参加する全ての宿泊施設を現地調査する方針も示し「より一層の対策徹底を図る」と述べた。

 菅義偉官房長官は24日、GoTo利用人数は少なくとも延べ200万人と発表。赤羽氏によると、これは7月27日〜8月13日を対象に、主な事業者から聞き取った数字で、観光庁がその後、宿泊状況を詳しく調べた。8月末までの実績は9月に公表する。

 事業は7月22日、利用客が後から割引相当額を受け取る方式で先行開始。7月27日には旅行業者、宿泊施設が割引済み商品の販売を始めた。8月24日時点で、全宿泊事業者の約半数に当たる1万7191事業者が登録を済ませた。(共同)