Thursday, August 27, 2020 10:27 AM

TikTokトップ辞任 元ディズニー有力幹部

 【ニューヨーク共同】中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で最高経営責任者(CEO)を務めるケビン・メイヤー氏が辞任を決めたことが27日、分かった。ティックトックが明らかにした。欧米メディアによると、既に辞任した。

 メイヤー氏はメディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーの元有力幹部で、5月に就任を発表したばかり。ティックトックを巡っては、対中強硬姿勢を強めるトランプ大統領が安全保障上の脅威を理由にバイトダンスに対して米国事業の売却を要求している。

 英紙フィナンシャル・タイムズ電子版によると、メイヤー氏は従業員への手紙で「この数週間、政治環境が激変し、企業の構造変化で必要とされることを熟考した。私の役割はティックトックのグローバル運営だったが、米政府が米国事業売却を求めたために全く違った様子になっている」と述べた。