Friday, August 28, 2020 10:40 AM
自動車の世界生産14%減 7月、米中けん引で改善
自動車の国内大手8社が28日発表した7月の世界生産は、前年同月比14.1%減の200万7328台だった。日本国内では新型コロナウイルス感染拡大によるマイナスの影響が残るが、米国と中国の二大市場の回復がけん引し、6月の25.5%減から改善した。
トヨタ自動車は、中国ではスポーツタイプ多目的車(SUV)、米国ではハイブリッド車(HV)が好調で、6月の24.0%減から10.2%減に改善。ホンダも中国が好調で海外生産が7月として過去最高を記録し、1.4%減にとどまった。米国に海外で唯一の生産拠点を置くSUBARU(スバル)は、ほぼ前年並みまで回復した。
日産自動車も中国の需要を取り込み18.9%減、スズキは日本での生産が好調で10.4%減、マツダは19.6%減となり、いずれも6月から改善した。(共同)
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