Friday, August 28, 2020 10:40 AM

「経済再生」と米紙 コロナ対策に課題も

 【ニューヨーク共同】ニューヨーク・タイムズ電子版は28日、辞任する意向を固めた安倍晋三首相について「東日本大震災からの復興と経済再生に尽力した」と評価した。トランプ大統領と良好な関係を築いたことも指摘した。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策に関しては「国民が不満を抱き、アベノミクスの成果を消し去った」とし、政策運営に問題があったと分析。女性活躍や働き方改革の分野でも課題が残ったとした。

 ロイター通信は28日、アベノミクスが消費税増税や米中貿易摩擦で減速し、新型コロナの流行で歴史的な不況に陥ったとの見方を示した。