Friday, August 28, 2020 10:41 AM

トランプ氏、経済功績誇示 米国外への移転に制裁も

 【ワシントン共同】トランプ大統領は27日、大統領選の共和党候補としての指名受諾演説で、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わるカナダやメキシコとの協定発効など自身の経済政策の功績を誇示した。

 民主党候補者のバイデン前副大統領は中国など他国に仕事を売り渡す「雇用の破壊者だ」と糾弾。米国外に生産を移転する企業には「関税を課す」と制裁をちらつかせ、雇用維持のためになりふり構わぬ姿勢を示した。

 新型コロナウイルス感染症による景気後退で深刻化した雇用情勢の改善は、11月の大統領選に向けた主要課題。両陣営とも米国内での生産活動を拡大し、多くの職をもたらすと争っている。