Friday, August 28, 2020 10:41 AM
「米国の守護者」選択迫る トランプ氏、再選へ猛反撃
【ワシントン共同=仲井大祐】大統領選の共和党候補トランプ大統領(74)は27日の指名受諾演説で、自らを「米国流の生き方の守護者」とする一方、民主党候補バイデン前副大統領(77)を「米国の破壊者」と呼び、あらゆる分野で猛反撃に出た。国民に向けて米国の価値を守るか崩壊させるかの「選択」だと迫り、再選へ支持を求めた。バイデン氏は新型コロナウイルス感染拡大後、極力控えていた対面式の選挙集会を近く再開させると表明した。
両候補とも分水嶺となる9月末からの候補者討論会に有利な形で臨みたい考え。じりじりと支持率の差を縮めるトランプ氏に対し、バイデン氏も対決姿勢を強めている。
トランプ氏はバイデン氏を民主党内の左派に支配された「トロイの木馬」と表現。徹底的に「社会主義」のレッテルを貼り「バイデンの米国では誰も安全にならない」と、イメージを悪化させるのに躍起となった。
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