Monday, August 31, 2020 10:07 AM

バイデン氏が銃撃非難 暴力助長とトランプ氏も

 【ワシントン共同】民主党の大統領候補バイデン前副大統領は30日、オレゴン州ポートランドでの銃撃事件について「命を奪う暴力は受け入れられない」と非難する声明を発表した。トランプ大統領についても「暴力を助長している」と批判し、事態の沈静化を図るよう求めた。

 バイデン氏は「政治的な立場に関係なく、全ての暴力を非難する」と強調。「法と秩序」をスローガンとするトランプ氏について「暴力が増えれば再選のチャンスが広がると考えるかもしれないが、それは大統領のリーダーシップとは言えない」と指摘した。

 トランプ氏は銃撃自体を批判せず、攻撃の矛先を民主党のポートランド市長や、相次ぐ黒人への暴力に抗議するデモ参加者らに向けている。