Tuesday, September 01, 2020 10:51 AM
バイデン氏、暴動で反論 トランプ氏が「混乱の種」
【ワシントン共同】大統領選の民主党候補バイデン前副大統領は8月31日の演説で、人種差別に抗議するデモに関連し、各都市で起きた暴動の責任がバイデン氏にあるかのような発言を繰り返す共和党候補トランプ大統領に「(大統領として)秩序をもたらすのではなく、混乱の種をまいた」と反論し、トランプ氏の責任を追及した。
トランプ氏は記者会見で、極左運動「アンティファ(反ファシスト)」ら「左派の暴徒」が原因だと主張し「バイデンは演説で極左に言及しなかった」と繰り返した。トランプ氏の支持者が衝突に関与しているとの質問には「完全に平和的な抗議活動だ」と答えた。
演説は激戦州の一つ、ペンシルベニア州ピッツバーグで行った。民主党大会終了後、初めて地元のデラウェア州外で実施する主要な選挙運動となったが、新型コロナウイルスを警戒し、一般聴衆は受け入れなかった。対面式の運動は9月7日のレーバーデーを機に再開したい考えだ。
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