Wednesday, September 02, 2020 10:14 AM

ミケルソン、シニアでV ゴルフ、全米OPに気合

 8月26日に終了した米シニアゴルフのチャンピオンズツアー、チャールズシュワブ・シリーズ(ミズーリ州オザークス・ナショナルGC)で、6月に50歳となったフィル・ミケルソン(米国)がシニアデビュー戦を見事に優勝で飾った。米ツアー44勝を誇る左打ちの名手は、初日からの首位を守り「本当に楽しい1週間だった」と喜んだ。

 米ツアーのプレーオフ第1戦、ノーザントラストで振るわず、第2戦に進めなかったことからシニア参戦に踏み切った。17日開幕のメジャー大会、全米オープン選手権を見据えて実戦を重ねたかったといい「試合から遠ざかるのではなく、ここでプレーできたことはとても助かった」と感謝した。

 第1ラウンドでいきなり11バーディーを量産。第2ラウンドも8バーディーを重ね「自分に勝つのは難しいと思うよ」と余裕を漂わせた。最終ラウンドも5番(パー4)でイーグルを奪うなど通算22アンダーとし、2位に4打差をつけて締めくくった。5位のロッコ・ミーディエート(米国)はタイガー・ウッズ(米国)を引き合いに「彼とタイガーは一緒だ。何をしても驚くことじゃない」と強さを認めた。(共同)