Wednesday, September 02, 2020 10:17 AM
接触通知、日本では使えず アップルのコロナ新機能
アップルは2日までに、アイフォーン向けの基本ソフト(OS)を更新し、新型コロナウイルス感染者と接触した際に通知を受ける機能を新たに追加した。ただ日本国内でこの機能は使えないとして、厚生労働省は6月から運用を始めた接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の利用を呼び掛けている。
新機能は、アップルとグーグルが、接触確認アプリの開発ができていない国や地域向けに開発した。アップル日本法人による厚労省への説明によると、日本国内では既にアプリが存在するため、最新のOSをダウンロードして接触通知をオンにしても、感染者と接触した可能性があるとの通知を受け取ることはできない。
厚労省内部でも、アイフォーンの画面に「COCOA」などと表示されることから、挙動が分かりにくいとの指摘が出ている。同省の担当者は「引き続き、接触確認アプリのインストールと利用を呼び掛けていく」と話している。(共同)
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